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#12ディレクターズカット「カンゼンバン」スタッフ&キャストコメント、場面写真公開!

5月28日(金)発売の『アクダマドライブ』Blu-ray&DVD第6巻(最終巻)に収録される#12ディレクターズカット「カンゼンバン」について、スタッフ&キャストより見どころコメントが到着しました!追加シーンの場面写真と共にご覧ください!

ストーリー原案:小高和剛

アクダマドライブ12話のディレクターズカット版を最初に観た時は「これは映画か!?」と思いました。
ここまでやりますか?
田口監督もぴえろスタッフも、頭がおかしいですね。
適当に使い回しの絵を足して、ディレクターズカット版と言い張って、ビジネスしていれば良いものを。
こんなにたくさんの新規追加シーンを入れます?
正気の沙汰じゃないよ!
とにかく、ディレクターズカット版は、思った以上に色んな要素が足されているので、テレビ版とはまったく違う見応えになっていました。
「正義とは何か?悪とは何か?」というテーマが、より浮き彫りになっています。
でも、こまでやり切ります?
ここまで表現します?
殺人鬼とか運び屋とかのシャワーシーンを適当に足して、ファングッズっぽく売るだけでいいのに、こんなにアクションとドラマをガッツリ入れます?
聞いたら、テレビ版と同じカットでも、相当に手直しをしているらしいですね。
だから、一般人と処刑課弟子のシャワーシーンでいいんですって。
もうっ!
本当に最高なんだから!
頭のおかしい連中が作った、頭のおかしい連中のお話、アクダマドライブを最後まで見届けてください!!


監督:田口智久

追加シーンは他の方も言及されると思いますので、田口からは放送された部分も大きくパワーアップしているところが多数あるよとお伝えさせて頂きます。
これは放送が終わって尚、クリエイター魂を滾(たぎ)らせ時間の許す限りクオリティーの地平を目指した各部署のスタッフの命の結晶であり、やればやるほど放送版を突き放していくその作り込みが自分たちの首を絞めていき、1カット高みにあげれば前後カットもその高みへ差し上げねばならず、自動的にどんどん増える修正カット、どんどん高まるクオリティー、どんどんおかしくなっていくクオリティーへの感覚・・・。
気がつけば放送版とはかなり違ったものになったディレクターズカット版・・・まさに完全版というにふさわしい出来となりました。

代表例を挙げると、警察署通天閣が崩壊してその中を運び屋たちが突っ切っていくところです。CGや撮影処理を大きく刷新し、さらに作画エフェクトも新たに追加されています。あと運び屋の死顔は背景、色味、作画、撮影と全てを調整していった結果、なんと8回も修正を重ね、納品のギリギリのギリまで粘って作り上げました。
その他にもこだわり抜いたカットが多数あります。
見ていただい方はスクショを撮っていただき、バンバンSNSにアップしていただきたい!そしてもっと多くの人の目に触れるように、配信でもこの完全版が見れるようになるといいなと、切に願っています。
これを読んでくださっている皆様、このようなご時世ですのでお体ご自愛ください。


プロデューサー:富永禎彦(studioぴえろ)

見どころはやはりアニメーションを新作し追加したシーンです。
そこで本作のもう一つの縦軸と言っても良い、弟子と処刑課のドラマに決着がつきます。
#06で師匠を亡くし
そして#08で新たな仲間(後輩)を得て
アクダマたちとの戦いの中で彼女が出した答えとは??
弟子の心情や考えの変化が
素晴らしい作画と背景美術、撮影処理によって強く美しく描かれています。
ご期待ください。
あとはさらに人間臭く描かれているボスと
こっちも少しずつ成長している後輩君にも注目です。


黒沢ともよ(一般人役)

まず、全体としてとても贅沢で見やすい速度で話が紡がれていくのが印象的でした。
テレビ版も勢いがあって好きだけれど、ここまでアクダマたちとこの世界での生き方を考えてきた11話を抱きしめると、とても丁寧に幕引きをしてくれてありがたいなと思いました。
おすすめのシーンは後半で大幅に追加された処刑課たちの結論です。処刑課弟子は年齢も性別も一般人と近しいところがあります。いくつもの選択の結果にたどり着いた今だと思うと、このシーンと処刑課弟子の結論まで含めてやっとこの物語を本当の意味で感じてもらえるのではないかと思います。


梅原裕一郎(運び屋役)

ディレクターズカット版を見ることでより深く理解できるのは、処刑課のキャラクター達ではないでしょうか。
師弟関係によって師匠の哲学、想いが弟子に、そして後輩に継承され、弟子が「師匠」になるシーンが見どころだと思います。
犠牲は大きかったものの、処刑課が、そしてカンサイがより良いものになるであろう希望を感じさせるシーンで、この物語の後の世界への想像が膨らみます。
是非ディレクターズカット版を見ていただいて、アクダマドライブの全てを楽しんで頂ければ幸いです。


花守ゆみり(処刑課弟子役)

弟子の視点ですと、ボスとのやりとりに彼女の12話までの変化を感じていただけるのではないかと思います。
正義とは何か。
最初こそ彼女の中で定まっていたはずの答えは師匠の死を境に、どんどんあやふやで形の無いものになってしまいます。
正義とは、それは立場や環境によって全く異なるもの。
ならばアクダマとは、処刑課とは。
考えても答えは出ません。
彼女はこの物語の中で、正義とは自分の勝手でどんな形にでもなることを知ってしまったのだと思います。
正義を語ることはできても、その正義を背負い生きていくことは難しい。
それは誰かにとっての悪かもしれない。
だからといって死ぬことも誰かがゆるさない。
誰かにとっての、かけがえのない存在になってしまったから。
最後までひとりになれなかった彼女がどう生きて、どんな結末を辿るのか。
是非、ご覧ください。



■『アクダマドライブ』Blu-ray&DVD情報
第6巻
2021年5月28日発売
Blu-ray[初回限定版]/8,580円(税込)
DVD[初回限定版]/7,480円(税込)
Blu-ray&DVD詳細はコチラ
https://akudama-drive.com/bddvd/06.html

★映像特典は約5分の未公開シーンが追加された最終話#12の「カンゼンバン」
詳細はコチラ
https://akudama-drive.com/news/index01110000.html

■#12「アクダマドライブ」アラスジ
アクダマの処刑と“兄妹”の確保に躍起となった処刑課は、カンサイへの影響など顧みずシンカンセンを爆撃。なりふり構わないやり方で“一般人”たちを追い詰める。かろうじて生き延びたものの、ボロボロの体となった“一般人”と“運び屋”。処刑課の包囲網もすぐそばまで迫っていた。“兄妹”を最後の希望「シコク」へ送り届けることは、もはや叶わないのか? 退路を塞がれ、絶体絶命の窮地に陥る中、“一般人”は覚悟を決める。

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